デンソー製 バス用エアコンご利用のお客様へ 外気導入方法のご案内
日頃より弊社販売製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)の流行をうけ、感染拡大防止の一助として、デンソー製 バス用エアコンの外気導入方法についてご案内いたします。ご活用くださいますようお願い申し上げます。
各メーカー車両の換気方法
- フルオートエアコン操作⽅法(主として貸切、⾼速路線バスに装備)
① フルオートモードにする
・・・先にフルオートモードにすることで温度調節・⾵量調節は⾃動になります
② 内外気切替のみマニュアルで外気導⼊にする
- オートクーラ操作⽅法(換気機能付き搭載のメルファ等)
フルフレッシュスイッチをONにする
- デフロスタヒーター操作⽅法(貸切、⾼速路線バス/⼀般路線バス)
外気導入モードにする
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※
詳細な各ユニットの操作方法につきましては取扱説明書をご参照ください。
エアコンの機能として外気導⼊できるのは貸切、⾼速路線バスのみです。⼀般路線バスについては、クーラーは⼀部を除き内気循環のみとなるため、最も効率の良い換気⽅法は窓を開けることです。
また貸切、⾼速路線バス/⼀般路線バスともに、デフロスタヒーターを外気導⼊モードにすることで外気を取り⼊れることができます。⾵量を強くするほど取り⼊れる外気の量が増加します。
エアコンタイプ別の対処⽅法は下記の通りです。
(1)フルオートエアコン(主として貸切、⾼速路線バスに装備)
(1)フルオートエアコン(主として貸切、⾼速路線バスに装備)
・マニュアル操作により、外気導⼊することで換気する
(2)オートクーラー(主として⼀般路線バスに装備)
(2)オートクーラー(主として⼀般路線バスに装備)
・換気スイッチのないものは外気導⼊できません
・換気機能付きのタイプはクーラーを外気導⼊にすることで換気する
・換気機能付きのタイプはクーラーを外気導⼊にすることで換気する
(3)デフロスタヒーター
・デフロスタヒーターには外気導⼊があるため外気導⼊モードにする
操作方法
【コントロールパネル操作実施例】
① フルオートモードにする
『自動/くもり止』スイッチを押します。表示パネルに “ 自動 ”が表示され、自動運転を開始します。
[参考]
・ 『自動/くもり止』スイッチでエアコンを作動させた場合は、設定温度は「25℃」に設定されます。
・車室内温度が設定温度より高い場合はクーラー側モードで自動運転します。また、車室内温度が設定温度より低い場合はヒーター側モードで自動運転します。
・ヒーター側モードでは、車両のエンジン冷却水の水温が40℃以下の場合、ウォームアップ制御が作動し送風されませんが故障ではありません。エンジン冷却水の水温が40℃以上になると送風を開始します。
[参考]
・ 『自動/くもり止』スイッチでエアコンを作動させた場合は、設定温度は「25℃」に設定されます。
・車室内温度が設定温度より高い場合はクーラー側モードで自動運転します。また、車室内温度が設定温度より低い場合はヒーター側モードで自動運転します。
・ヒーター側モードでは、車両のエンジン冷却水の水温が40℃以下の場合、ウォームアップ制御が作動し送風されませんが故障ではありません。エンジン冷却水の水温が40℃以上になると送風を開始します。
② 外気導入固定運転にする
1) 『内 / 外気』スイッチを2回押します。
外気固定運転を開始します。表示パネルの “自動” が消灯します。
[参考]
・換気以外は、自動で制御して空調運転します。
2) 自動換気に戻す場合は、『自動 / くもり止』スイッチを押します。
外気固定運転を開始します。表示パネルの “自動” が消灯します。
[参考]
・換気以外は、自動で制御して空調運転します。
2) 自動換気に戻す場合は、『自動 / くもり止』スイッチを押します。
オートクーラー(換気付)コントロールパネル
フルフレッシュスイッチを“ON”にします。内臓のランプが点灯し、外気のみを車室内に導入します。
[参考]
ミックスフレッシュスイッチを“ON”にしていた場合は“OFF”になります。
デフロスヒーターコントロールパネル
外気導入スイッチを押します。内臓のランプが点灯し、外気のみを車室内に導入します。
本件に関するお問い合わせ先