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大会・試合
早川漣「会社の仲間に恩返しを」
候補選手中2位で代表選考会終了
右肩痛に耐えながら調整中
アーチェリーの2021年日本代表選考 兼 世界選手権1次選考が11/13(金)~11/15(日)、静岡県掛川市・つま恋リゾートで行なわれ、来年3月の最終選考に出場するデンソーソリューション所属の早川漣選手含め男女5名がオープン参加枠で出場。
早川選手は肩の痛みを抱えながらも安定した射的で得点を積み重ね、中村美樹(ハードオフ)選手に次ぐ2位で終了。順調な調整ぶりを発揮した。今後は肩のリハビリを続けながら、3名が突破する最終選考、そして本番へ向け調整を続けていく。



早川選手インタビュー
- Q9年ぶりに優勝した全日本選手権(11/1)と比べて肩の痛みはどうか
- 痛み自体は変わらないが、今回は幸い天気が暖かかったので痛みが和らぎ助かった。
- Q次の大会は3月の最終選考会。
- 肩のリハビリをしながら焦らずやりたい。選考会が終わりではないので本番でベストが出せるようにしっかり調整していく。
- Q延期が決まったが「続けよう」と思った理由は
- 一番大きいのが会社の存在。
本大会で頑張るためにデンソーソリューションに入ったのに、出ないで終わるというのが自分の中で納得いかなかった。
この大変な時期に皆頑張っているので自分も試合に向けてちゃんと頑張ろう、やり遂げたいと思った。
この会社に入り沢山の仲間に支えられてきたので、恩返しがしたい。 - Q当然ご主人も同じ意見か
- 家では肩が痛くツライ姿を見ているので「辞めてもいいよ」と言ってくれるが、自分が「やりたい」と決めバックアップしてくれている。感謝している。
- Qどういう面で支えになっているか
- 自分は結構わがままだったり、いろいろ悩むこともある。そんな時「今は練習するとき」「諦めちゃだめだよ」などしっかり言ってくれる。年下だけど考え方が大人で頼りになる存在。食事面もサポートしてくれている。自分よりアーチェリー経験があるので技術的にもサポートしてくれる。
- Q緊急事態宣言中弓を引けなかった2か月について
- 競技を辞めているわけではないので休んでも休んでいる気がしなかった。人生を考え、悩み、心が重かった。
- Q2か月何もしなくてアーチェリーへの影響は
- 勿論あった。アーチェリーは1日休むと取り戻すのに3日かかると言われているくらい。
でも経験があるので、どうやって取り戻していけばいいか考えはあったのでそこまでは心配はなかった。戻し方がわかっていたので。 - Qいろんな競技で延期になったことで引退した選手がいるが
- アーチェリーが日本ではまだメジャースポーツではないので、皆で盛り上げていきたい、そこに協力していきたい、という気持ちがあった。
できるだけ大きな大会で結果を残し、日本でアーチェリーを広めたい。 - Q試合前の縁起担ぎや大事にしているものは
- 作らないようにしている。ジンクスをつくっちゃうと気になるので。
ただ会社で作ってもらった応援メッセージは必ず持っていくようにしている。
あと会社の方からは匂いがするメッセージカードをもらい、試合前ホテルの部屋で匂いをかいで気持ちを落ち着かせたりしている。 - Q最後に最終選考会(5名出場3名が五輪内定)への意気込みを
- 手を抜くわけではないが1番にこだわらず通過することを考える。選考会が終わりではないので本番でベストが出せるようしっかり調整していく。ただ皆も調整して来ると思うので、自分もしっかりと調整し、全力で臨む。

左から早川漣(デンソーソリューション),中村美樹(ハードオフ),安久詩乃(同志社大),山内梓(近大),大橋朋花(近大)
この5名で東京五輪出場3枠を争う。
この5名で東京五輪出場3枠を争う。
東京五輪最終選考@東京夢の島 選考方法
- 2021/3/20(土)
- 72射の得点上位4名が2日目に進出
- 2021/3/21(日)
- 72射の得点上位3名が五輪代表内定
※
両日ともに当落ラインが同点の場合は1射のシュートオフで上位決定



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株式会社デンソーソリューション
経営企画部 人事室 広報・CSR推進課 有賀
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- 03-5478-7505