デジタコを活用した正しい運行管理で重大事故の防止を!!

度重なる長距離トラック・バスの重大事故が社会問題に

近年、長距離トラック・バスの重大事故がマスコミなどで大々的に取り上げられ、
深刻な社会問題となっています。

交通事故による死者数が減少傾向にある一方で、このように事業用自動車の事故が
特に注目されるのはなぜでしょう。

理由はやはりその背景。
事故を起こした長距離運行のトラックやバスの運転手は例外なく労働時間が長く
過労を強いられており、本人の問題である以上に運行を管理する企業の責任が
問われているからです。

行政処分、補償、信用失墜、人手不足──重大事故が招く会社存続の危機

重大事故を起こせば事業所はさまざまな社会的制裁を受けることになります。
行政処分による業務停止はもちろんですが、被害者への補償も決して小さくありません。

さらに安全管理を怠ったということで、業界での信用も大きく失墜します。
その上、過酷な労働を従業員に強いるブラック企業というイメージが定着すると雇用にも悪影響が・・・

それでなくても人手不足が課題の運送業です。
事故から立ち直り、いざ再出発しようと思っても働き手がなければ事業継続は難しいでしょう。
また、仮に事故を起こさなくとも行政の査察でずさんな運行管理が明らかになれば相応の処分が下されます。

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深刻な事態を予防するならデジタコ導入が急務

こうしたリスクを回避するには、デジタルタコグラフ(以下デジタコ)の導入が有効です。
実際に運輸労連が行ったデジタコの装着効果調査(2015年4月)では

  • 「速度を控えめにして運転するようになった」(54.6%)
  • 「急加速を控えて運転するようになった」(50.2%)
  • 「急減速を抑えて運転するようになった」(49.4%)
といった回答が寄せられるなど、デジタコ装着がドライバーの安全意識を促すことに貢献していることが明らかになりました。

さらに、燃費についても
  • 「やや向上した」(35.4%)
  • 「向上した」(27.3%)

となっており、急加速・急発進の是正が安全だけでなく燃費向上にも結びついていることが報告されています。

従来のタコグラフとデジタコの違いとは?

アナログ式が速度や時間、距離のみを紙に記録するのに対して、エンジン回転数の変化や急加速・急減速の実態、GPSによる位置情報などさまざまな付加情報を数値化して記録するのがデジタコです。

設定された速度やエンジン回転数、アイドリング時間を超過したり急加速・急減速を感知したりすると警告灯や音声・文字などで運転手に警告を発するモデルもあり、さらに通信機能のあるモデルなら事業所と車輌の双方向でリアルタイムな情報交換が行え、より積極的な運行支援が可能です。

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導入しただけでは意味がない

これだけ多機能化したデジタコですが、
ただ導入すれば安全運行が実現するといった性格のものではありません。
あくまでも適切な運行管理が最前提です。

事業所はつねにドライバーの労働時間や健康状態に配慮して、
過密なスケジュールにならないよう計画的な運行計画を立てるなど、
地道な取り組みを重ねていくことが大切です。

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