技術部門に聞いてみた 上司と部下のぶっちゃけトーク

会社や働く仲間の雰囲気が知りたい

それは就職・転職活動をする上でみなさんが気になる共通ポイントだと思います
特に技術系の方であれば更にその技術内容や評価ポイント、キャリア形成、
上司と部下の関係性など気になる点が多数あると思います
そこで今回は『上司と部下のぶっちゃけトーク』としまして、技術系部署の
みなさまに色々本音で会話していただきました!

(DSJP)デンソーソリューションの略
  • 上司Aさん 1989年入社(デンソー新卒入社)

    入社以来デンソー一筋。
    自動車用新製品の開発設計~社外出向を経て、市販製品の開発設計に従事。
    2021年技術開発部の発足と同時に着任し部門統括。

  • 上司Bさん 2019年入社(キャリア採用)

    前職の大手メーカーにて設計開発・マネジメント経験を経て、現在は管理職として設計室の統括を担当。

  • 部下Cさん 2021年入社(キャリア採用)

    前職の大手メーカーにて仕様検討~回路設計~量産まで一連の経験を経て、現在はナビ等市販商材の量産化に向けた新製品の開発設計を担当。

  • 部下Dさん 2020年入社(キャリア採用)

    前職の大手メーカー電気系開発職を経て、現在はバックカメラ等市販商材の量産化に向けた新製品の開発設計を担当。

ぶっちゃけ 1

デンソーソリューションに入社を決めた理由と転職苦労話

どうして当社に入社を決めたの?どういうきっかけで転職しようって思ったの?
それが今これから当社に転職しようとしてる人たちにとって本当に生の声なんじゃない?
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上司A
2人は何で当社に入社を決めたのかとか聞きたいな。ぶっちゃけ俺転職したことがないから皆さんの気持ちが分からなくって。どういうきっかけで転職しようって思い、しかもなんで当社を選んだのかみたいな。それが今これから当社に転職しようとしてる人たちにとっては本当に生の声なんじゃない?Cくんなんて大手A社に入社⇒大手B社に転職⇒当社で、普通大手A社になんてなかなか入れなくて凄いのに、そこから当社?って。
部下C
まだ若くて学生だったから情報収集とかはやっぱりザルだったんですよね。実際入ってみたら思ってたのと全然違うっていう…。
上司A
えー、憧れの会社じゃん。
部下C
そうなんですが、憧れだけじゃやっぱりダメなんですよね…。
上司B
自分にとってどこかがピンと来ないとね、続かないよね。
上司A
そんな大手企業を経験している方に当社はキャッチーにうつるの?
部下C
自分に合う企業選びは…うん、難しいですよ。結局なんでだったかな。技術系を何社か受けて、選んだ理由はまずデンソーというネームバリュー。
上司A
良かったのってネームバリューだけ!?(笑)
部下C
あとはやっぱり新しいこととか。逆転の発想じゃないですけど、なんかもっと自由にやれるんじゃないかなって。結局選考受けた中でDSJPが1番いいなって思った。
上司A
デンソーの中でも販社のDSJPの方が自由度高いと感じたのかな。
部下C
ちょうど自分の採用の時って新生デンソーソリューションになるとかっていうキャッチコピーがあって、そうするとなんか1からやれるみたいな。
上司A
キャッチコピーが効いたんだ(笑)
部下C
自分で作っていくとか、そういったことができるのかなって。
部下D
自分はBさんという元同じ会社の先輩がいたので。初めての転職で、普通は入社してみないと分からないけど、事前に色々聞けたので安心して入社できましたね。
上司A
絶対安心できるよね。自分の知っている先輩がいるっていうのと、全く何も知らず飛び込むのは全然違うよね。
部下D
BさんとかCさん凄いなって思いますね。(知り合いの全くいないところに飛び込んで転職したことが)
上司A
すごい。当部は中途入社者が多いけど、その1番初めの頃に来たBさんはすごい。
上司B
開拓者だから(笑)逆に今までとちょっと違う所を選んだ方が良いと思って。転職するってなんだろうって考えたときに、自分のこれまで持っていたスキルを売り物にして、自分をどうプロデュースしマーケティング活動し売り込むか。それをやる上で、同じ技術者がいっぱい居るとこよりも誰もいないところに持っていった方が高く売れるでしょう(笑)。
上司A
分かる気がする。確かに入社時いい年齢になってましたもんね。そうすると当然高く売らないと買ってもらえるわけなくて。若手であれば少々のことは教育含みでというのはあるけど。
上司B
年齢が高いと企業も『おじさん別に要らないけど』ってスタンスじゃない?で、じゃあどうしようと研究?して。その時にちょうどマーケティングの勉強とか色々やってたから、あ、そっか、このやり方を自分が転職する時に応用すればいいんだと思って。ブルーオーシャンですよ(笑)そうしたらほとんど同じスキルを持つ技術者はいないと言うからヨシ!という感じで。

ぶっちゃけ 2

入社後の感想!?

入社して今だから言えるとか何かある?
実際入社してみてどう?
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上司A
今だから言えるとか素朴に思っていることとか、DSJPの中で何かある?
部下C
今の体制の技術部は出来てからさほど年数が経っているわけではないので、やっぱり決まってないことが多い。いい意味だと自分たちでうまく作り上げていける醍醐味があるし、一方では手探り状態の期間が長くなっちゃうのはある。まあ、過渡期ですからね。
上司A
新しく作り上げるなら、せっかく色んな企業を経験した中途入社者が集まっているんだからさ、色んな色に染めてくれればいいんだよ。
部下C
そうですよね、はい。
上司A
これまでOEM(※Original Equipment Manufacturingの略。委託者のブランドで製品を製造すること。)自動車メーカー向けビジネスが多くて、市販向けビジネスはあまりやってないからルールなんてあるわけなくて。自分たちでルール作ればいいので変えていってほしいって言うのはあるね。
上司B
うん、うん。
部下C
でもそこがやっぱりすごい楽しいですよ。
上司B
素晴らしい。
部下D
自分もCさんと一緒ですね。Bさんの紹介で入社しましたが、事前に色々新しく作っていかなきゃいけない、みたいなのを聞いてたので面白そうだなって。そこが入社したきっかけにもなりました。
『実際入社してどうですか?』
部下D
面白いです。前の仕事では回路とか描いたりしていて、嫌いじゃなかったですけど、特にこだわりもなく。今の仕事はマネジメント寄りの所があるので、そういうのは楽しいですね。

ぶっちゃけ 3

むいている人、むいてない人

技術開発のこのお仕事、こんな人にむいている!?
逆にこんな人にはむいてないかも?
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上司A
決められた仕事を決められた手順で決められたことだけをやるとか、定型のルーティングアプリケーション設計がやりたいっていう人には向いてないかもしれないね。
部下D
自分の理想の回路図や設計図を書きたいって言う人は、やっぱちょっと合わないかもしれない。
上司A
せっかく市販で新しいことをやれるんだったら好き勝手やった方が面白いに決まってるもんね。その方がバイタリティ出せるし、せっかく会社を変えて転職するんだったら、それを持ってきてくれる方が絶対いい。だからあまり個人商店になりがちな人っていうのは厳しいかな。営業や他部署や関係者とコミュニケーションを取ることが多いし、たぶん話すことやコミュニケーションが得意な人に向いてると思うんだよ。

ぶっちゃけ 4

採用選考と教育について

面接で必ず聞かれる「何か質問ないですか」にどう答える?
そしてよく聞かれるこの質問は…
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上司A
キャリア採用の応募者はそこそこのレベル感になってるのは最初から分かっていることで、その中で何が最終的な決め手となるかといったら、やっぱりこう前向きな姿勢があるのかっていうところと、ルーティンじゃなくて新しいことをやることに興味を持っているかとか、そこを見ちゃう。やる気だけで何も考えてないでは困るけど。
ちなみに、面接で入社後の教育のことよく聞かれるんだけどさ、実際入社してみて教育はどう?ここはデンソーのプログラムがそのまま使えるんだけどね。
部下C
逆にちょっと多すぎるくらい。
上司A
それは確かにある。(当部署の関連だと)200項目くらいあるか。
デンソーのe-learningは約1000項目、福利厚生で利用できる外部のe-learningも合わせると約2000項目以上あります。(技術以外の講座も含めて)
あれは新入社員から課長くらいまでを想定した技術者の教育プログラムで、それを全部キャッチアップするのは難しいから全部受けなくてもいいんだけどね。でも目移りしちゃうんだよね。
部下C
そう、なんかこう見てると…。
上司B
美味しそうな講座がいっぱいあるから。初級、中級、上級さらにエキスパートもあって技術系の教育はある程度揃ってるとは思うね。
上司A
面接では教育や研修のことを聞くのもいいけど、通り一遍のことを聞かれるより突拍子もないこととか全然違う角度でくるとインパクト残るんだよね。中にはそれ聞いてどうするんだろうって思うときもあるけど(笑)

ぶっちゃけ 5

評価・昇格について

キャリア採用でも昇格できる?
評価・昇格のためのポイント稼ぎ!?
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上司A
まぁ社長にはなかなか簡単にはなれないとは思うけど、課長や次長にはいずれなれるんじゃないかな。キャリア採用の方は入社時のスキルや経験もあるから、ゼロから積み上げるわけじゃないので心配しなくても大丈夫。Bさんだって課長から入り昇格試験受けて室長になってもう部長だもんな。キャリア採用の方も頑張っていただき、アセスメント(昇格試験)の資格が得られたら受けて昇格していただきたい。もうどの会社でも年功序列の時代は終わってるはずなんでね。…評価とかで何か聞きたいことある?
部下C
評価で…うーん。
上司A
評価と言ってもあなた達みんなどんどん昇格してるから聞くことないよね。僕はどうして昇格できないんですか?みたいなのないもんなぁ。
部下C
え、じゃあ次の昇格にはどういうところで普段ポイントを稼いでいけばいいですか?(笑)
上司A
『次に越えなきゃいけない壁は何か』という目標は絶対に作らなきゃいけない。各等級・役職に求められているいろいろな目線があるけれど、でもやって欲しいのはそれの一つ上を見て、それが達成できるようになって初めてアセス(昇格試験)を受けられる。勘違いする人いるけれど、今の等級・役職ができているから早く上に上げてくださいって、たまにいるんだけど大きな間違いで。だから昇格した瞬間から常に次の等級のやるべき目線を目指して、少しでもやれるようになって初めて昇格の権利を得られる。特にCくんは、次は自分の昇格というより下を昇格させることも考えなきゃいけないから。これがマネージャーとプレーヤーの違い。管理職になったらいかに部下が昇格できるかが今度自分の評価になるからね。
部下D
昇格させていただいたのは自分のためだと思ったらBさんのためだった!?
上司A
Bさんのポイント稼ぎのためだった(笑)
自分の後継者をどうやって作るかとか、部下がどんどん昇格していくのが自分のモチベーションって言うくらいに次は切り替えて行かないと。これは意識して目指していかなきゃなかなか変われないからね。管理職になる時の1つ壁で、やっぱりマインドが全部変わる。自分がその組織のためにどう動くかっていうことから、今度は組織がメンバーを育成するためにやらなきゃいけないことに目線が変わってくる。ひとつ脱皮しないとね。そこでくじける人結構いるし、もったいないんだけど。基本的なベースとなる自分の強みがあり、プラス組織人として適用できるかどうかっていうのが、やっぱり大きなポイントだね。

ぶっちゃけ 6

上司からの質問

面接の時にもよくある質問なんだけど、『あなたの〇〇って何?』
技術屋さんはこういうのニガテだと思うけどもっと■■してほしいな
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上司B
面接の時などによくある質問なんだけど、『あなたの売りって何?』みたいな。自分の1番の得意技みたいなのを言ってもらいたいなと思って。『こういうのがあったら自分に任せて』っていうの今時点で何かある?
部下C
回路設計をやってきたんでFETなどの熱計算は任せてください。FHを起こさない設計をしますよ!
上司B
いいね!しかし技術屋さんって何というか控えめなんですよね。こういうことをもっと言って欲しいよね。
部下C
確かにそうですね。
上司A
確かにアピール下手だよね。営業とか事務系の方って大体上手なのに。
上司B
そうだよね、ここは技術屋さんだから任せてよといい切れる感じのアピールね。
部下D
そうですね、私は正直技術的なところはまだ低いと思ってるんですけど、ただ人と関わるのは好きというか、ちょっと得意っていうか、広く浅くができてるのかなと思ってます。他の部門の人と何かをやり取りするのは比較的好きですね。あと、あまりイライラしないようにしてます。なるべくいろいろな人の意見を聞きつつ、上手くまとめていくスキルを個人的には伸ばしていきたいし、ちょっとは出来てきているんじゃないかなと思ってます。自分の意見を押し通したり、逆に人の意見を流すということではなく、意見を聞いて『じゃあこんなのはどうですか?』みたいな折中案を出して上手くまとめたり。
上司B
うんうん、確かにやってもらってるね。一緒に仕事してるからいま言ってもらったところは分かるし、自分が感じてたところと合致してる。あとは周りの人たちに対してそれがどう受け止められているか、アピールしていくかじゃないかな。これ得意なので俺やりますよという1つの手段として、例えば話が得意な技術屋ですってことであれば、技術営業的な感じで、誰かがどこかへ行く時に付いていって『これ俺説明するぜ』みたいなのもありかもしれないしさ。なんかそんな形で他の人たちにも自分の特技を見えるような形にしていくとそれも面白いんじゃない?仕事の幅も広がるかもしれないしね。各メンバー全員得意技掲げて看板つけて、このことだったら俺に聞け、みたいなのちょっと面白いかな。
上司A
人との付き合いが上手にできる人がたぶんこれからこういうチーム戦をやっている会社には絶対必要条件だと思う。
いつも穏やかに話を聞いてくれる上司Bさん
上司B
特に開発する上でも中国、韓国、台湾など言葉が通じないいろいろな国とやり取りしてやっていかなきゃならないから、ずっと付き合っていけて上手くやっていけるとか、そこのコントロール部分が上手くできる人とだといいよね。
部下D
やっぱり面接とかで同じような経歴や能力だったら、最後は人との付き合いがうまそうな人を選ぶって感じですかね。
上司A
絶対そう。いや、経歴よりもむしろそっちだよね。
上司B
うん。
上司A
研究会社だとあまり人との付き合いも関係なく黙々とひたすら掘り下げていくってのもあるんだけど、うちのような会社だったら他人の力を上手に引き出してやっていく人たちの方が大事だからね。だって新しいものを作るんだよ。今までの技術のベースはいるかもしれないけど、違うことをやるんだから当然新しいものを引き出せる力がある方が大事だよね。だからなるべくさぁ俺らの部方針じゃないけど、ちゃんとしゃべれるエンジニアになれっていうのはそこなんだけどさ、アピールが下手なんだよ(笑)。俺も昔から、外に出て場数踏んで相手にちゃんとわかってもらえるように心掛けなさいってずっと言われてきたから。多少はそういう風にやれてるかなと思いながらも、まだまだ営業さんたちの前だと全然太刀打ちできない(笑)。
上司B
それが本職ですからね、彼ら(営業)の。
部下D
色々な採用HPとか見ると、一緒に働きたくなるような人とかありますよね。面接で上手く答えられたって言うより楽しく答えられたみたいなのとかも。会話って言う所も見られるんですね。
上司A
もちろん見てる。やっぱり会話のキャッチボールが出来るとか。普段一緒に仕事をする上で会話が一方通行になったら困るしね。
部下C
そうですね。

ぶっちゃけ 7

部署内コミュニケーション

上司が忙しすぎて話す機会がないとか一般的によく耳にしますが話せてる?
部下のみなさんから上司に聞いてみたいことは?
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『他にこの機会に聞きたいことないですか?』
全員
・・・
『普段からコミュニケーションを取ってるから改まってというのはないですかね?』
部下C
あったら普段言っちゃいますからね。
全員
上司B
良い会社ですね(笑)。
『上司が忙しすぎて相談や話しかけることができないとか一般的によく聞きますが、そういうのはないですか?普段から話せる感じですか?』
上司B
うん、そこが売りだから(笑)。
上司A
確かにそういう話はよく聞くよ。それは俺もちょっと胸が痛いとこがあって。あんまり席に居ないって言われるけど。領域が広くなるとどうしてもやることが増えてしまって…。この部署は比較的今は大丈夫だけど、今後オフィスが離れたりしてロケーションが変わってくるとそういったことも出てくるかもしれんけどね。昔と働き方が変わってきているからどうなんだろうね。
部下D
在宅が増えたり
上司A
ウェブでやったり離れて仕事したりが普通になってきているからね。今こっち(東京のメンバー)の方ってどう?
部下C
3日に1回程度出社ですね。(他は在宅勤務)
上司B
出社ローテのときは基本的にはみんな来てる感じ。
上司A
それが普通なんだろうね。こちら(愛知)はまだまだ毎日出社する人もいたり。家におると落ち着かんっていう人も結構いるし。家に居場所がないお父さんもいるし(笑)
いつもわきあいあいとして楽しそう
『部下のみなさんから上司へ聞きたいことはありますか?』
部下C
普段で満足しているので。お2人ともすごく喋りやすいです。上の立場の方で、過去の会社はこんなに気さくに喋れてないですからね。
上司B
まぁ、確かに。自分も若かった頃はそうだった。
上司A
それは確かに心がけているところであって、普段は割と寡黙にやる方なんだけど、みんなといる時はできる限り声をかけられやすいように心がけてるの。今でこそこうなんだけど、昔は結構尖っててさ、話しかけづらかったと思う(尖ってた時代の社員証写真を見せる)。
部下C
あぁ、尖ってますね。
上司A
(いい加減この写真撮り直して欲しい…)だからなるべく上の人たちってできる限り声かけられやすいようにするべきであって、そのためには表情もブスッとせずにね、今はもう席もフリーアドレスにもなってるし、(役職席とかではなく)輪の中に入ってきてるからね。
上司B
うん。
上司A
PCに向かってても声かけられたら忙しくても手を止めて…って。ある程度の役職になってくると部下との接し方みたいな教育があって。声かけられたら手を止めて相手を見なさいみたいな。やっぱりそうじゃないと話しかけづらいだろうっていう。
部下D
話しかけやすさはやっぱりすごくあります。過去の職場で部長3人が座っている部長席あって…。承認お願いしたいんですけども~(ビクビク)みたいな。
上司B
すっごい行きづらかったよな。確かに。(※二人は前職が同じ企業でした)
部下D
Aさんは普段勤務地が離れてますけど来たときは声をかけてくださるので、やっぱり話やすさがすごくありますし、お2人ともシステムとかで承認回す時にきちんと内容を全部見てくれてるというか。
上司A
当たり前でしょ。
部下D
ただ承認ボタンを押すだけではなくて、内容読んで指摘するところは『ここどうなの?』みたいな、ちゃんと見てくれるから安心して回せるっていうのはあります。
上司B
すみません細かくて(笑)
部下C
確かにそうですね、見てくれますよね。
部下D
別に手を抜いて回してるわけじゃないけど安心できますね。何かあったら連絡もくれるんで。
『良い上司ですね…(感動)』
上司B
ヨシ、ぜひここを載せてもらおう。

ぶっちゃけ 8

技術開発部について

実はこの部署全員●●採用なんです!?
技術者としての社会貢献とは?
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上司A
この部署ってさ、全員キャリア採用組だよね。だから普通の会社と違って…。
上司B
うん、外人部隊。
上司A
それはメリットでもあって、普通転職される方って自分だけ中途?ってビビって入るんじゃないの?
上司B
そうですよ。
上司A
だけど『気にしないで、全員同じですから。』っていうのはすごい。大きなポイントなんじゃないのかなって。だからハードルなく気がねなく本当に働きやすいと思いますよ。そういう気持ちを分かっている人たちが上司・部下・同僚みんなっていうのはめちゃめちゃ宣伝になると思うんだけど。
部下D
新入社員派閥みたいなのがないですよね、みんな中途なので。
上司A
うん、みんな外から来てるからさ、それぞれで異業種交流をやっているから、結構羨ましいと思うけどね。転職者にとっては。
上司B
面接の時に『転職者何人いるんですか?』とか聞かれて……『全員です!』(笑)
全員
上司B
全員そうだよーって。すごくホッとした顔になるよね。
部下D
中途入社者割合100%。全員だから。
上司A
なんかやっぱり特殊だと思うよ。社内の中でも特殊だと思うし、これは本当に1つの売りなんじゃないのかなっていう。
上司B
社内ベンチャー的なこともやりたいなと思って。必要なアイディアを出してくれると嬉しいなぁって(笑)
上司A
来週までにやろう(笑)
上司B
自分で何か思うようにやりたいっていう人もいるよね。逆にそれだけをやりたいって言う人もいるけど。
上司A
仕事するためにはそれぐらいの心構えがいるんだけどな。本当にアプリケーションのルーティンはね、変な話アウトソーシングしてもいいんだって。自分たちがここに居る存在価値っていうのは新しくクリエイトすることだから。そういうのって大事な事だと思うんだけど。新しいものを作らないとね。
上司B
そうなんですよ。
上司A
時代が変わっていきますんで。ODM(※Original Design Manufacturingの略。委託者のブランドで製品を設計・生産すること。)はいろいろなベンダーさんをこう右手左手に抱えて、世界中の企業と連携してやれるっていうのは1つの醍醐味でもあるよね。若い方で海外志向の強い人は多いと思うし、海外に羽ばたいて海外出張してっていうのに憧れている人たちもいるし、そういうのも一つのステイタスなんじゃないのかな。あんまり行き過ぎると嫌になってくるんだけど(笑)。売りの一つに何でもかんでも内製しなくていいっていうのは本当ありがたいことで、外を使ってフットワークよくベンチャー企業的にね。で、あんまり上手くいかなかったときは止めて、また次乗り換えればいいっていうのがメリット。内製で抱えちゃうとなかなかそうはいかないから。結構重荷になることもある。これから新しいものをどんどんトップで回していく上では、良いベンチャーと組んで新しいものを作って、それがモノになりそうだったら場合によっては取り込んで内製化すればいいし。それまでの味見をする上では、いろいろなところを使いながらやるっていうのはいいと思うけどね。そのためには自分たちが技術を持ってないと足元見られるし、『ああだよね?』、『だからこうなんだよね?』、『ヨシ!提案して来て!』みたいな話ができるのがいいと思うんだけどね。
『話は変わりますが、技術者として社会貢献したいという方も多いですよね』
上司A
社会貢献といえば2つあって、本当に社会貢献っていうものにこだわる人と、自分が作ったものが世の中に出て目に見えて嬉しいみたいな。結構、後者の方が多いかなっていう気もしないでもないんだけど。ボンネット開けて『ここに自分の作ったものがある』というのと違い、うちみたいな市販をやっているところは店頭に行けば見ることできるし、エンドユーザーにリーチできるからいいんじゃないのかな。
部下D
自分は直接作ってないですけど、関わった某会社のトラックのバックカメラを道で見かけると、あ!っていうのはある。パッと見でも全然形が違う。
上司B
そういうのはよく聞くよね。
部下D
やっぱりテンション上がることありますよね。
上司A
知り合いとかに話しやすいよね。どこそこの回路をどうのこうのって言うよりは。
部下D
その話題だと、先日自分の子供の保育園の参観があって、最初に自己紹介みたいなのがあり、『どんな仕事をしてますか?』って。バックカメラ…車の後ろに付けるカメラとかの開発みたいなことというと、やっぱりわかりやすいみたいで。
上司A
バックカメラとかトラックの大きな荷台の後ろにあって、痛ましい巻き込み事故を防いでくれる、交通安全・事故ゼロを目指す社会貢献になっているね。加速抑制とかもそう。ただ、今後はモビリティだけじゃなくて非モビリティ、コト売りになっていくと説明しづらい商品も出てくるね。あと今盛んに言われているサーキュラーエコノミーなんかもモノづくり系の方ではどうやってCO2減らしながら作るんだっていうのは残ってくると思うし、社会貢献っていうのを前面にアピールするかどうかだけの観点だと思うんだけど、これだけSDGsって、そうなってくると否が応でも避けられないし、カーボンプライスが導入されればどんどんモノで社会貢献していかないと生き残っていけなくなるからね。

ぶっちゃけ 9

こんな方に来て欲しい!

上司として、同僚として、こんな方とぜひ一緒に働きたい!
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上司B
自分の考えをしっかり持っている人が良いな。そういう方を希望しますね。あと、持ってる技術はいいんだけど、それだけに固執しちゃう人って技術屋さんにありがちなんだけど、うちの仕事では色んなことを丁寧に広げたり考えたりしなきゃいけないから、持ってるコアを元にどれだけ応用できるかを自分の中で意識してできる人が…欲しいな!
部下D
(現在の組織内だと)自分が下の方なんで、今度自分より下の人が入って来たときに指導する側になることを考えると、やっぱり話しやすいとか、あとは言ったことをやってくれるのは嬉しいんですけど、ただやるんじゃなくて「こう思います」みたいな意見を言ってくれる人。たぶん自分も間違えることがいっぱいあるので、「いや、こうじゃないですか。」みたいな。自分の考えとかを持っている人だと意見を言い合えて楽しいのかな。
部下C
「これだ!」と固執するのではなく、他の人の考えも受入れられる寛容さを併せ持った、柔軟な考え方の出来る人に来て頂きたいと思います。先にも挙がったように、我々の部署は全員が中途採用なので、各社で仕事のやり方も違いますし、各自が培ってきたノウハウも様々です。そういった、良いとこ取りをして、より良い組織を一緒に作っていきたいですね。
上司A
色んな話を聞いている中でやっぱり共通していることはコミュニケーションがちゃんと取れること。社会人としての基本だと思うし、黙々とやる研究者タイプは求めてなくて、人と接しながら、より相乗効果でブラッシュアップできる、自分も成長するし業績も上げていける、そういうチーム作りも我々は目指しているから。そういう方にぜひ来ていただきたいな。

いかがでしたか?

最新技術や開発中のことなどはなかなかぶっちゃけられず申し訳ないのですがそれ以外は冗談を交えながらもなかなかの本音トークとなったのではないでしょうか。

当社では新たな分野への取組みを後押しする制度も導入しておりますので、自ら挑戦・変革したいという方はぜひ安心して飛び込んできていただければと思います。
明るく楽しく元気よく、仲間と協力しながら働くことを楽しめる方のご応募をお待ちしています。

こちらの掲載内容は取材時点の情報となります
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